07.09《ニコタマ通信》No.85…【自己流】旅の“知恵”
本日、誕生日を迎えました。辞書によると“馬齢”を重ねるとは「これといったこともせずに、いたずらに年を重ねる。年を取ることを謙遜していう語」とありますがその通りで、この1年も大した目標もなく無為な時間を過してきたような気がしてなりません。かつて、少しは役に立っていた現役時代に自ら覚えた「旅の知恵」をご披露いたします。(果たして参考になるかは分かりませんが)
在職中に「海外子会社」を担当し極めて得がたい経験をしたことがありました。当時パスポートも持っていなかった私に、会議があるため「香港(中国復帰前)」への出張命令がありました。突然のことでビックリしましたが、急遽パスポートを作り同行の参加者と共に、初の出国をいたしました。この時、とても恥ずかしい失敗をしました。知識としては知っていたものの「香港」は海外とはいえ東南アジアで日本人観光客も多いので、“寝巻とスリッパ”はホテルにあるだろうと勝手に思い込み持参しなかったため、とても不便で惨めな思いをしたことです。それまで一度も海外渡航の経験がなかったのに93年7月の香港を初め、東南アジアを中心にオランダ、米西海岸など4年間で16回の出張をすることになりました。他にも、気に入ってしまったソウル、台北、友人が駐在していたシンガポール、バンコクへも数回プライベートで出掛けました。(【私の“味”歴書】より)
この間7年間で12都市を訪ねましたが、出張中に不自由なこともいろいろとあって工夫をしてみました。
1. 着替えは3日分で十分(女性の場合は当てはまらないかも知れませんが)…仕事を終えたら夕食前にホテルの風呂に入り、体と共に衣類も洗濯する。室内は乾燥しているので、翌朝には着用できる。然し、時間がないこともあるので念のため“3日分”用意する。
[補足]ワイシャツはノーアイロンのものにする。浴用石鹸だとゴワゴワするので“粉石けん(旅行用に物干しヒモと洗濯バサミがセットになっている)”を持参するとよい。ハンカチは鏡に貼り付けておくとアイロンしなくてよい。
2. ズボンはポリエステルのもの…着心地は良くありませんが、機内で寝てもシワにならず、雨で濡れても部分洗いしても直ぐに乾く。(アイロンを借りなくてもよい)
3. 朝食前に泳ぐ…シティホテルなら大体、宿泊者はタダで利用できるプールがあり、30分も泳げば前夜のアルコールも抜けて運動不足も解消できる。(水泳着とゴーグルは必携)
4. 朝食はホテルの周りで…概してホテルの朝食代は高い。特に東南アジアでは町なかにソバや飲茶などの朝食を食べさせてくれる店があり、安くて美味い。ただし、一部の衛生上の問題がある地域は避けた方がよいでしょう。
[補足]朝食に限らず、体質の合わない人は無理ですが、現地の料理の方が安くて美味い。和食は値段が高めで、具材や調味料が違いガッカリすることが多い。東南アジア以外で迷ったときには、中華料理よりイタリア料理の方が安心だった。
5. その他、とにかくパソコン、カメラ、書類などは重くてかさばるので、荷物は少なければ少ないほど楽だ。最近の電気製品は殆んど「変圧器」は不要で、「電源プラグのアダプター」を持参するだけでよいが、空きのコンセントがない場合があり「テーブルタップ」があると便利です。電気カミソリ使用時にコンセントが鏡から離れている場合に「延長コード」としても使えます。
実は、私は“ウォシュレット”のヘビーユーザー?です。最近は国内の殆どのホテルのトイレには設置されているので心配は要らないのですが、むろん海外では皆無です。当時、TOTOから『携帯用ウォシュレット』が発売されているのを知り、即時に購入しました。構造は内部にあるカセットの中に水を入れ、ボタンを押すと折りたたみ式のノズルから電池で動くモーターにより水が噴射します。多少水圧は弱いものの、毎日快適なスタートが切れるような気がして、とても重宝したものです。
そんなことは誰でも知っている。“常識だよ”と言われるかも知れませんが、あまり他人がどんな風にしているかを聞いたことがないので、一応覚えたことを書いてみましたがいかがでしょうか?
☆「ヴェネツィア絵画のきらめき」(Bunkamura ザ・ミュージアム:9/21)…とにかく“空いている”というのが第一印象、美術展は何処も混んでいて絵画よりも人を見に行ってきたという場合が多い。今回は日本ではあまり知られていない画家ばかりのせいか、ゆったりと見ることができた。15~18世紀のヴェネツィアの画家の絵画で、その時代の雰囲気がとてもよく感じられて良かった。(10/25まで)
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